ネズミの発生・侵入防止と駆除対策をご紹介

ネズミが発生・侵入しやすい場所と駆除・対策方法についてご紹介

飲食店やマンション、その他皆様の管理する建物にてネズミが発生・侵入することは、衛生的にも大変問題です。

ネズミは食べ物以外にも、柱や壁に穴をあけてしまうので建物の耐久性に問題が起こる可能性があります。

ネズミが発生・侵入した際は、ご自身で対策することも可能ですが、できるだけ早めに専門業者へ駆除対策を依頼した方がよいでしょう。

このベージでは、ネズミ対策を行う際に知っておくべきネズミの習性や侵入経路、駆除対策の方法についてご紹介します。 

 

 

ネズミが発生しやすい場所について

ネズミが発生する場所を理解するにあたり知っておいていただきたいのが、ネズミの習性です。ネズミは、高温多湿で食品が多く集まるところを好みます。

都市部では主に、食品を管理する工場や雑居ビル、オフィスビルのコンテナ、飲食店の厨房やカウンターなど、冬などの寒い時期にも室内の温度は暖かく、人が多く住む場所に発生することが一般的です。また、人が多いと必然的にゴミが多くなります。外に設置してあるゴミ箱に集まったネズミがその後、建物内に侵入することもあります。

郊外では、管理が行き届いていないマンションなど侵入口が多く、天井裏などに住みつくケースもあり、農家などの納屋や農地によく現れる傾向があるのです。

 

ネズミが発生する原因

ネズミは快適な環境を求めてやってきます。ネズミが発生する主な原因とは、以下の通りです。

エサを探すため

ネズミは小さな体で活発に活動する為に大量のエネルギーを消費し補給をする必要があり、1日に体重の2〜3割近くのエサを食べると言われています。食べないと死んでしまいますし、繁殖にもかかわってくる為、ネズミは絶えずエサを探して動き回っています。

安全に暮らすため

ネズミは蛇やイタチなどの天敵から身を守る為に、より安全な場所を探しています。特に人間の生活圏はネズミにとって食料が豊富で天敵も居ない、とても快適かつ安全な場所という事になります。

繁殖する場所を探すため

ネズミは寒さにも弱く、気温が10度以下になると動けなくなって死んでしまいます。

水廻りで活動するドブネズミは比較的寒さにも耐えられますが、クマネズミやハツカネズミは冬場、外では生きられないほど寒さが苦手です。

ネズミの寿命はわずか1~2年しかありませんので、死ぬまでに急いで繁殖しなければなりません。快適な繁殖と保温の為に紙や布切れ、断熱材などを集めてきては、安全な場所に巣を作りそこで繁殖します。

 

ネズミの繁殖時期

ネズミの繁殖は、基本的には過ごしやすい気候の春3〜5月と秋10〜11月頃の時期となりますが、気温の安定した快適な建物内なら、一年中繁殖期といっても良いくらいの繁殖力で増え続けます

ネズミの妊娠週数は人間よりもとても短く12〜20日程度です。また、一度に4〜10匹程度生まれます。ネズミは、出産後すぐに妊娠する事も可能で基本的には、年間5〜6回出産すると言われています。個体差・環境に左右されますが20〜60匹ほどが1匹から1年で生まれる数ということになります。子ネズミは、生後2〜3ヶ月もすれば、繁殖ができるようになります。
そのまま放っておくと建物中が「ネズミだらけ」ということにも成りかねません。そうなってしまっては、自分たちで対策しようにもとても追い付きません。
ここはやはりプロの駆除業者「ペストコントロール」に駆除を依頼し、そうなる前にネズミ対策する事をお勧めします。

 

ネズミの発生する時期

ネズミの被害は繁殖時期が終わった後、1か月間がもっとも多いといわれています。

建物内に現れるネズミの発生する時期とその侵入場所を知ることが出来れば、より適切な防除対策を取ることができます。

 

ネズミが住み着きやすい時期

ネズミが建物内に住み着きやすい時期は、繁殖期ではなくむしろです。
ネズミは、寒さを嫌います。ですから寒さをしのげて尚且つ、敵がいない安全でエサの調達がしやすい建物内に住み着きやすくなります。

「お店の自動ドアが開いた瞬間に外からネズミが飛び込んできた」というようなご連絡を弊社でも冬によく頂きます。
建物内に侵入したネズミは、住処を作るために材料となるダンボールや布、紙類等も集めます。

ネズミは雑食ですので食材を出しっぱなしにせず、ゴミや紙類、食料品の管理には十分注意して下さい。

また、ゴキブリなど昆虫を食べたりもするので落ちている虫の死骸などを放置しないようにして下さい。

 

ネズミが生息するポイント

屋外で生息しているネズミは、外敵から身を守る為や、定住し営巣する事を目的に、静かで暗くて安全な場所を求めます。
建物の配管の導入口や適当な隙間を発見すれば、そこから容易く室内に侵入することも可能です。
ねずみは建物の劣化した壁の穴、床下の通気口、屋根の隙間、下水管などから侵入してきます。数センチの隙間でも通り抜け、いったん建物へ侵入すれば壁の中や天井裏を通路にし自由に行動します。

屋外で餌を摂取してから安全な住宅の屋根裏へ戻るといった場合も多く、屋外と住処を自由に出入りして出産を繰り返します。
一つのツガイから生まれた子ネズミ達が成長すれば、更にその数はネズミ算式に増え続けます。実際に生まれた子ネズミの全てが無事成獣に育つわけではありませんが、放置しておけば被害が進行することは明らかです。

 

ネズミはどこから侵入する? 

以下では、ネズミが建物に侵入する代表的な侵入経路についてご説明します。

ネズミは、ほんのわずかな隙間からでも建物の中に入ってきます。隙間が1センチあればネズミは侵入可能と言われています。
建物の老朽化や破損、柱や壁のゆがみで戸がぴったりと閉まらないようになっていたら要注意です。

 

ネズミの侵入しやすい場所

生活空間や営業空間へネズミが出入りする「隙間」

 

出入口・自動ドア

人が日常的に利用している出入口ならば当然ネズミも普通に侵入する事が出来ます。

ネズミはドアを開けたりはしませんが、人間が出入りする際の開閉時に建物内に飛び込んで来たり、荷物に紛れて侵入して来る場合があります。

 

自動ドアの開閉時に外からネズミが飛び込んで来る場合があります。

自動ドアの僅かな隙間からでもネズミは侵入出来ます。

 

裏口・搬入口

大型商業施設や飲食店・食品工場・倉庫・ビル・ホテル・マンションなどの裏口や搬入口は、人や荷物が頻繁に出入りしているので常時解放されている事が多い為、ネズミを含む害獣類やゴキブリ等の害虫が侵入するにはうってつけの場所だと言えます。

ショッピングモールやスーパーなど大型商業施設の裏口では貨物トラックが乗り入れる搬入口が営業中は解放されたまま絶えず人や荷物が出入りしています。

これら裏口・搬入口からはゴキブリ・ネズミなどの害虫害獣類が人や荷物と一緒に容易に建物内に侵入する事が出来ます。

 

玄関

 

下駄箱の下や上がり框の下は思わぬ侵入経路になっている場合があります。
建築時からある隙間が大半ですが、リフォーム工事で隙間ができる場合もあります。

 

和室

和室への発生は建具の上部にある長押という部位が圧倒的に多いです。

「長押(なげし)」とは天井近くの、ふすまや障子の上の部分にある横に取り付けてある部分です。天井裏から室内にネズミが出入りしていると、この周辺に「ラットサイン」と呼ばれる黒い汚れが付着している事があります。金網を詰め込んだり構造そのものを改善しなければなりません。

 

天井

 

見えている部分の天井よりも、押入れの上の天井のほうがネズミが入りやすくなっています。
天井板がズレていたら、しっかり隙間がないように元に戻しておきましょう。

 

エアコン

室内で目撃するねずみが、何故かエアコンに逃げ込むような行動があれば、それはエアコンへ逃げ込んでいるのでは無く、配管の導入口を利用して壁の中へ戻っている事が多いです。
一旦エアコンを取り外し点検して導入口を改善しなければいけません。

 

エアコン導入部

 

エアコン取り付け工事の際に配管を導入するために壁に穴を開けますが、配管と穴のすき間をパテで塞いでいなかったり、配管カバーをつけている場合にパテ処理が行われていない様だと、ネズミは簡単に壁の中へ侵入できます。また引っ越しなどでエアコンを壁から取り外した後にしっかり蓋をつけなければ、その隙間が侵入経路となります。

 

換気扇

 

油汚れで換気扇がうまく作動しなかったり、フードと取り付け枠に隙間のある場合、そこがネズミの侵入経路になります。

換気扇にシャッターがある場合、使用しない時には閉めておきましょう。また、換気扇にフィルターをしていないと、隙間からネズミが入りやすいので注意してください。

 

水道管周辺

 

水道管が床から出ている部分に1センチ以上の隙間があれば、そこはネズミの侵入経路となります。また水道管周辺はネズミだけでなく、他の害虫類も入って来ますので注意が必要です。

 

ガス湯沸かし器周辺

 

お風呂のガス釜周辺は、一年中暖かくなるのでネズミが好む場所でもあります。

 

床下の通気口

家の通気口に格子が無い状態だとネズミを歓迎しているようなものですので、金網を張るなどの侵入対策が必要です。

また、通気口に格子があっても、隙間が1センチ以上あればネズミは入ってきてしまいます。この場合もネズミに入られないように、金網などでブロックします。

築年数が10年以上経過していたり、建物の立地条件によっては日の当たらない北側の基礎についている通風口の金属ネットが劣化している場合があります。
浴室のリフォーム時にガス管などを新たに通す為に格子を切断してしまっている場合も有りますので、通気口のチェックは必要です。

 

出窓の下

 

玄関の下駄箱や、増改築をした場合など、基礎より外部へせりだしている出窓などもチェックが必要です。下から覗き込むと基礎と土台にすき間があったり、土台と根太にすき間ができていたりします。構造上は問題が無くてもネズミには絶好の侵入経路となり床下へ簡単に侵入できます。

 

電線や電話線

 

電柱から家に電線や電話線を引き込んでいる部分が、1センチ以上開いていないかチェックしましょう。ネズミは器用に電線を渡って建物内に侵入してきます。

 

屋根の隙間

 

建物外壁の素材は多種多様ですが、最もネズミに侵入されやすいのはトタンの外壁です。劣化や基礎とのすき間が出来易く意外と目立たない侵入経路になっています。

 

壁の割れ目や穴

壁の割れ目や穴は代表的なネズミの侵入経路です。見つけ次第補修して下さい。

耐火ボード壁などは材質がもろく、ネズミが直接齧って穴を開けることがあります。荷物の多い部屋や、家具の裏側など人の目から見て死角になっている部位が侵入し易く狙われます。

 

庭の鼠穴

 

樹木や庭の物陰、床下などは地面が柔らかくネズミがトンネルを作りやすい状態です。
また、物置きに不用品が乱雑に置かれていると、ネズミの好む生息場所となり家屋への侵入につながるので整理整頓し、ネズミに死角を与えないことが大切です。

 

雨戸の戸袋

 

ネズミが外部から侵入するケースでよく見られるのが雨戸の戸袋です。

戸袋は外から中が見えにくく、外敵も入ってこない為にネズミの好む侵入経路なのです。戸袋の下よりも上のほうに通り道を作りやすい傾向があります。

戸袋の中はなかなか見えずらいのですが、よく見ると戸袋内部の内張りが張っていなかったり、上部や下部に隙間があって柱や間柱が見えている様な場合はそこから壁の中へ侵入し、家屋全域へ自由に移動出来ます。戸袋から壁の内側に侵入し、キッチンや洗面台など配管の隙間から室内に侵入してくる場合も多いです。

雨戸の戸袋は比較的大きな隙間の空いている場所ですので、ネズミ以外にも鳥やスズメバチが営巣したり、イタチのような中型の害獣が入り込むこともあります。

 

シャッターの隙間

シャッター開閉時に約1センチほどの黒いフンが落ちて来たり、シャッター上部の隙間の辺りが黒く汚れていたりしたら、ネズミが侵入している可能性があります。

シャッターは閉めていても隙間があるため、クマネズミ等がシャッターを垂直によじ登って上部の隙間から中に入ってしまいます。

ネズミの侵入を防ぐにはシャッターの隙間を塞ぐ必要があります。金網や防鼠ブラシ、ホームセンターで売っている簡易セメントなどがおすすめです。ネズミの侵入口になりそうなところにつめ込んで隙間を埋めましょう。柔らかい素材だと歯で齧られてしまう恐れがある為、スポンジやゴムなどは避けたほうよいでしょう。

 

基礎の隙間

 

比較的新しい建物でも、玄関のアプローチタイルとの隙間や勝手口と基礎のわずかな隙間を利用してネズミは屋内に侵入してきます。

 

ひさしの下のすき間

屋根の外壁から外側に出ているひさしの部分(軒裏)の天井部分のことを軒天(のきてん)といいます。
軒裏天井(のきうらてんじょう)と呼ばれることもあります。

軒天が劣化ではがれている場合など僅かな隙間さえあれば、ネズミの中でも特にクマネズミは垂直移動が得意ですので高所からでも屋根裏へと侵入します。

 

増築した部分と以前からある部分の接合部

家を増築すると、古い家とのつなぎ目が出来ます。建築材料が違うとどうしても伸縮率が変わるので、新しい部分と以前からある部分に隙間が出来てしまうのです。

ネズミはほんの僅かな隙間からでも入って来れるので、塞げる部分は早めに処置してください。

 

キッチン

ネズミの室内への進入経路としては、圧倒的にキッチンにその原因があります。

壁や床下と繋がっている事が多いキッチンは、最も侵入経路になりやすい場所のひとつです。中でも一見機能的に見えるシステムキッチンはネズミにとっては最適な通路となっている場合も多いのです。システムキッチンには、電気、ガス、水道、給湯の配管・配線が集中しており、全てが壁と床に導入口があります。その導入口をネズミが利用し、システムキッチンの内部へ侵入し、やがて室内へと入り込んでしてきます。これらの導入口に2センチくらいの隙間があれば、ネズミは容易に侵入でき、シンク下の保存食などを食い荒らす事が出来ます。

 

洗面所やトイレ

洗面台やトイレを設置する際に開ける穴のサイズが少しでも大きく隙間のある場合は、そこからネズミが侵入してくることがあります。

意外と隙間が空いていて外部からの侵入経路になりやすいのが、洗面化粧台の裏の配管の導入口です。排水パイプを通す穴とパイプとの間に少しでも隙間があると、そこをかじって隙間を広げて侵入してきます。

トイレに侵入?したネズミ

 

弊社が管理している物件の従業員専用トイレにネズミが侵入したとのご連絡を頂き、捕獲の為に粘着シートを設置していたところ、水を飲もうとしてトイレの便器に落ちてしまいそのまま水から出られなくなったハツカネズミが発見された際の模様です。

この様にネズミが生捕り?にされるのは大変珍しいケースなので、あまりご参考にはならないかも知れませんが、映像をシェア致します。

(※ご注意:トイレで泳いでいる生きたネズミの映像が出てきます。)

 

ブレーカー(配電盤)

キッチンに次いで侵入口で多いのが建物に必ず設置してある電機のブレーカーです。

どの建物にも必ずあり、多くの配線があるため導入部分にネズミが入れるほどの穴があることが多いです。ボックスの蓋をはずすと複雑な配線が見えるので、よく見ると壁に大きな穴が開いていたりします。壁の中を通路にしているネズミがその穴から飛び出してきます。

いきなりブレーカーが落ちてしまって点検するとネズミが感電死しているという場合もあります。ネズミがブレーカーに繋がれた配線をかじって感電死し、停電するケースも比較的多くみられます。また、そこから火災が発生することもある為、ネズミによる被害は糞尿被害や騒音だけでなく火災にも注意を払う事が必要です。

 

各種配管

ガスや水道の設備工事を行い、その直後から家屋でネズミの活動がみられたら、配管沿いにネズミが通り道を形成し建物へ侵入している可能性があります。

洗面所やトイレの配管の導入口も配管と導入口のサイズが合っていなければ、隙間ができるので、そこをネズミが齧り広げて通路を形成します。洗濯機や洗面化粧台の下をチェックしてみると案外こんな原因があったりします。
 

ネズミの侵入する要因

注意すべきネズミの侵入経路

 

 

ネズミは、ほんの僅かなな隙間からでも建物の中に侵入してきます。ネズミが入り込む事が出来る穴の大きさは、子ネズミなら1.5cm程度、大人でも2.5~3cm程度の広さがあれば侵入出来ると言われています。500円玉大の穴さえあれば、ネズミは自由に家に入って来るという事になります。特にハツカネズミは体が小さく、他のネズミよりも狭い隙間からでも侵入して来ます。

我々の住居には、意外に多くの「穴」があります。ネズミがどこから侵入してくるのかを把握することは、ネズミ対策にとっても重要です。「何だか家の中にネズミが居る気がする」という時には、一度駆除業者に調査してもらうと、ネズミに侵入されていないか、居るとすればどこから侵入されているのか、正確にチェックが受けられます。

 

ネズミの種類と生態について知ろう!

日本で建物内やその周辺で生息するネズミは、大きく分けて3種類です。
それぞれ大きさや特徴が違い、大きいネズミであればドブネズミ、小さくて天井裏をドタドタと走っているならクマネズミ、家ではなく郊外の倉庫にいるのがハツカネズミです。

ネズミの種類によって活動時間や繁殖時期などに違いがあります。被害が多いネズミの種類と特徴を知っておくと被害が出たときの対策に役立つかもしれません。

 

クマネズミ

クマネズミは全国的に広く分布する大型のねずみで、都市中心街のビルなどに多く見られます。
大きさは15センチから25センチ程度あり、重さはドブネズミの半分位で、100グラムから200グラムになります。

耳が大きく、耳を折り返すと目が隠れるほどあります。 口先が細長く、尻尾は体よりも長いのが特徴です。

木や壁によじ登るのが得意なので、上下運動をしていたらクマネズミの可能性が高いです。多くが建物内に棲んでいることが多く、高いところへの上り下りが得意でビルや天井裏、建物の中の高い場所、乾燥した場所などで生活しています。泳ぎは苦手ですが綱渡りは得意なので電柱や電線を伝って家に入ることも多く、ドブネズミが生活していない場所を選んで生息しています。そのため天井裏で走っているネズミはクマネズミであることが多いのです。手足の肉球に滑り止めとなるものがあり、色々な場所に渡れます。

クマネズミは警戒心が強く捕獲しにくくほとんど人前に現れないと言われています。温暖なところでは昼間でも見つけられますが、都会では夜間に活動します。雑食性で穀物を好みます。

寒さに弱いものの、ビル内では一年中温度が一定に保たれているので冬でもさかんに繁殖します。都心では夏期に繁殖活動が上昇する傾向があります。平均5~6匹産み、12~16週で性成熟します。平均寿命は約2年から3年で、野外では1~2年生きるといわれています。

クマネズミによる被害

クマネズミは屋根裏や壁の中で生活をするため、ビルやマンションなどの高層階でも活動します。天井裏をドタドタと走り回る音で安眠できないという方も居られます。

ドブネズミと同様に、クマネズミが出ることでサルモネラ症や、レプトスピラ症になったり、イエダニが出るので刺されて痒くなったりします。

駆除のポイント

警戒心がドブネズミよりも強く、抗血液凝固性殺鼠剤(ワルファリン)を食べても生きているスーパーラットと呼ばれる耐殺鼠剤の性質を持つ個体も増えています。
抵抗性ネズミにも有効な第二世代の殺鼠剤(ジフェチアロール)を食べさせて駆除する様にしましょう。

クマネズミはこんな所にいる!

  • 垂直行動や綱渡りが得意、ビルなどでも行動しやすい。
  • 都市中心部のビルを占有しているところが多い。
  • 警戒心が非常に強いため、捕獲などが困難である。

 

ハツカネズミ

ハツカネズミは小型で、クマネズミやドブネズミの子供と間違えられますが小さい種類のねずみです。大きさは5センチから10センチ程度になります。

身体が小さく15~20g程度で、卵の半分から半分以下の重さしかありません。しっぽも短いのですぐに判別できます。日本全国に広く分布しています。

クマネズミと同じく泳ぎは苦手で、上下に移動するよりも、前後左右と水平に移動し、綱渡りは得意なタイプです。

かなり小さく動きも早いのが特徴で、家庭や商業施設など様々な環境で生息していますが、都会よりも郊外のコンテナ倉庫や船、農村部などの倉庫や物置、畑や雑草がある場所にいることが多く、夜行性で単独か家族と共に生活し、家屋では家具などの隙間などに巣をつくり、外では他の動物が掘った巣穴などを利用して生活していることもあります。

ハツカネズミは雑食性で穀物類や草花などのほか小型の昆虫なども捕食したりします。実験用に多く使用されているのもハツカネズミです。

野生では春と秋が繁殖期であるが生息環境によっては一年中繁殖することもでます。平均5~7匹産み、1年~2年が寿命と言われています。

ハツカネズミによる被害

特に倉庫や食品工場では要注意のネズミです。
体が小さいので機械や商品に混入してしまうケースがあります。

駆除のポイント

抗血液凝固性殺鼠剤(クマテトラリル)を食べるものの効果が出るまでに時間が掛かる為、粘着シートの方が有効な場合があります。

抵抗性ネズミにも有効な第二世代の抗血液凝固性殺鼠剤(ジフェチアロール)を食べさせるなどして、辛抱強く退治しましょう。

ハツカネズミはこんな所にいる!

  • 野生種は畑地やその周辺にすみ、秋から冬にかけて農家や納屋などに侵入する。
  • 都市中心部よりも港湾地域の倉庫などに多く見られる。

 

ドブネズミ

ゴミ置き場でゴミをあさっているネズミの多くがドブネズミです。ドブネズミは獰猛な性格で肉や魚を好みます。

日本全国に分布しているドブネズミはクマネズミよりもひとまわり大きいネズミで、体重は200~400g程度とネズミの中でも重く、20センチから30センチ程度あります。

尻尾は体の長さよりも短いのが特徴です。耳は小さく、クマネズミのような大きさはありません。原産地はアジアの中央部といわれています。

泳ぐのが得意で下水のまわりや河川、海岸、など湿った土地に棲息し、床下、下水溝、川辺などでよく見られます。床下などの湿った場所が好きなので、市街地などでは水が摂取できる下水やキッチンなどの場所を好み、建物の床や地面に近い場所や、下水の近くで生活しています。高いところに登るのが得意ではなく、木や壁によじ登るのは綱渡りなどは苦手です。上下に移動するよりも、前後左右と水平に移動し、地下鉄の路線や地下街の通路など不意に現れたりします。

主に活動は日の入り直前と日の出直後にピークとなる夜行性です。しかし安全な場所では昼間でも活動します。

一年中繁殖しますが、春や秋がピークになります。平均8~9匹産み、子は生後20日ほどで離乳し8~12週で性成熟します。野外では1~2年生きるとみられています。

ドブネズミによる被害

電線やケーブルをかじるため、停電や火災の危険性があります。
ドブネズミが出ることで、サルモネラ症や、レプトスピラ症になったり、イエダニが出るので刺されて痒くなったりします。

駆除のポイント

人間を恐れず、かなりどう猛な性格のため、粘着シートで捕獲した場合は噛まれないように注意しましょう。
念のために革手袋や軍手を用意しておくと良いでしょう。噛まれた場合は、直ぐに病院に行くようにしてください。

身体が大きなネズミなので殺鼠剤入り毒餌を僅かに配置しても直ぐに食べ尽くしてしまいます。

第二世代の抗血液凝固性殺鼠剤(ジフェチアロール)をたくさん食べさせて確実に退治しましょう。

ドブネズミはこんな所にいる!

  • 環境適応力が強く、世界各地に分布している。
  • 泳ぎが得意で下水溝などにも生息する。
  • 屋内では床下や厨房に多く見られる。

 

ネズミの種類別の侵入経路

侵入経路になりやすい場所は、ネズミの種類によって違います。

ドブネズミは、垂直移動や綱渡り、高いところが苦手なので、床下の通風孔や家の基礎の隙間、排水管などの地上部or地下から侵入してくることが多いです。

一方で、垂直移動や綱渡りの得意なクマネズミやハツカネズミは、屋根や戸袋、排水パイプなど高いところから侵入することが多く、ドブネズミに比べサイズも小さいのでちょっとした隙間から入り込んできます。

ネズミはその種類によって、行動のしかたに差異があるので、好む侵入口も異なります。その違いをネズミの種別にご紹介します。

主なネズミの種類

主なネズミの種類

クマネズミ

ドブネズミ

ハツカネズミ

成獣の体長(cm) 18~24cm 22~26cm 6~10cm
尾長(cm) 17~26cm 18~22cm 6~10cm
体重(g) 100〜200g 200〜400g 15~20g
寿命及び産仔数 約3年・約6匹 約3年・約9匹 約1~2年・約6匹
特徴 ドブネズミより小型でスリムな感じを受ける。尾長は体長より長く目や耳も大きく、耳はおりかえすと目を覆うほどである。 大きい固体では500gにも達する。耳は倒れても目まで届かない。水を恐れず泳ぎも上手である。 尾は体長よりやや短いが、耳殻は丸く大きい。水を嫌う。
生息場所 住家性・天井裏・高い所
(地上営巣)
厨房・下水溝・床下
ゴミ処理場(地中営巣)
畑・物置・納屋

 

クマネズミの侵入経路

  • 壁の割れ目
  • 屋根のすき間
  • 雨どいの戸袋
  • エアコン導入部
  • 換気扇
  • ブレーカー
  • 排水パイプ
  • 二階の窓

 クマネズミは、身軽さが特徴のねずみです。ドブネズミが昇れないような高いところからも簡単に侵入してきます。電線を綱渡りすることさえ可能で、屋根の排水パイプも軽々のぼってきます。2階だからといって窓を開けっぱなしにしておくと、電線伝いにそこから入ってくることもあるほどです。屋根瓦のすき間から屋根裏に入ってくることもあります。

広範囲な箇所から家に侵入してくるのがクマネズミです。ネズミの侵入対策は、クマネズミを主なターゲットとして、念入りに多くの箇所を塞いでいく必要があります。

 

ドブネズミの侵入経路

  • 家の基礎のすき間
  • 床下の通風孔
  • 玄関
  • 出窓の下の隙間
  • 戸袋
  • 台所の配水管
  • トイレの配管
  • 庭の穴

ドブネズミは体が大きく、湿気にも強いのが特徴です。床下・家の基礎にできたすき間のほか、台所やトイレの排水口・配水管まわりからも侵入してきます。古い構造の家だと、汲み取り式のトイレから直接這い上がってくるケースもあります。

その反面、体の大きさのために高いところへとのぼるのは苦手です。屋根やエアコンのパイプを伝って侵入する例はあまり見られません。そのため、マンションの高層階ではドブネズミの被害はあまり心配しなくてもいいでしょう。

 

ハツカネズミの侵入経路

  • 壁の割れ目
  • 屋根のすき間
  • エアコン導入部

ハツカネズミは身体が小さいため、他のネズミが入り込めない場所にも侵入してきます。また、他のネズミに比べて乾燥にも強い事から、民家ばかりでなくネズミ対策を忘れられがちな倉庫・物置に侵入する事例も多くみられます。侵入経路としては、壁の割れ目・屋根のすき間の他、商店などのシャッターの隙間からも入ってきます。

稀なケースとしては、運び込まれる荷物の中に紛れ込んで侵入してくるものもいます(海外からの荷物の場合によくある事例です)。

 

ネズミの痕跡「ラットサイン」とは

ネズミがどこかから侵入してきて建物の中にいる場合、どこから入ってきたのか、突き止める方法はあるのでしょうか?

ネズミは、建物のさまざまな場所にその痕跡を残してゆきます。それを「ラットサイン」と呼びます。

ネズミの姿そのものを見なかったとしても、ラットサインを見つけることで、ネズミが出入りしている確かな証拠となります。

「ラットサイン」とは、

  • 家具や壁、床に残った「擦ったような黒い汚れ」
  • 家具などが齧られた跡
  • 小さな黒いフン、尿がこぼれた跡

などになります。

 

ラットサインの種類と見分け方

 

ネズミの侵入口を見つける方法に「ラットサイン」があります。

ラットサインとは「ネズミの通った痕跡」の事で、糞や尿の他に、柱や壁がネズミに体の油汚れによって黒ずんだ痕を見つけることで、ネズミがどこを通って室内に入ってくるかを判別することが出来ます。

プロのペストコントロール技術者は、こうしたラットサインをたどって、ネズミの侵入ルートを突き止めます。業者でない人にとっては、ラットサインを見つけることはできても、侵入ルートを確実にたどるのは難しいかもしれません。ですが、ネズミがどういった箇所から入ってきやすいのかを知ってておけば、ラットサインを見つけた場所との位置関係から、大凡の推測は出来るでしょう。

昔ながらの日本家屋の場合は、軒下などの床下部分が大きくあいている場合も多く、屋根も瓦屋根の場合は、瓦の隙間から入り込んでくることもあります。

ネズミは鋭い前歯で網戸程度なら簡単に食い破って侵入してくるので、2Fなど高いところにある窓だからと言って安心はできません。垂直に壁を上ることが出来るクマネズミなどは、排水パイプ等をつたってきたり、隣家から電線を渡ってやってくることもあります。

ネズミの侵入口がだいたいでもわかったら、ネズミの侵入を食い止める為の対策を実施しましょう。

ネズミが通る場所が分かれば、穴を塞いでしまう事も出来ますし、駆除をする際にその場所を重点的に狙う事で成功率が格段に向上します。

では、具体的に「ラットサイン」を見分けるにはどのようにすれば良いのでしょうか?

 

1.ネズミのふん(糞)で見分ける

糞を見つけることでネズミの種類や通り道に気づくことが出来ます。

前述したように、各ネズミの種類によって侵入口になるところが変わるので、発見した糞と照らし合わせて判断すると良いでしょう。

また、各ネズミのふんの特徴は上記通りですが、ごくまれに「家コウモリ(アブラコウモリ)」の糞がクマネズミのふんと似ているため間違えることがあります。

クマネズミだと思っていたらコウモリだったという事もありますので、糞を見つけた際はしっかり観察するようにしましょう。(※処理する際は必ずマスクと手袋をしましょう)

 

2.柱や壁の黒ずみを見つける

ネズミは屋根裏などの暖かくて安全な場所を住みかに決めると、そこから外に出て餌を取っては戻るという移動を繰り返します。

その際に通路になっている場所に、足跡や体が擦れた時に黒ずみが出来ます。ネズミは壁に沿って走るので、壁をよく見ると黒くなっている部分が見つかるでしょう。

もしラットサインかどうか判別しにくい場合は、周囲に小麦粉を撒いておくと足形が取れるのでそこが通り道だと確証を持つことが出来るでしょう。

ネズミを確実に撃退するためにはラットサインを見つけておくことは重要です。

一生懸命駆除対策をしても、ネズミの通り道が分からなければやみくもに作業をすることになりますし、駆除剤や侵入口を塞ぐ工事にも無駄なお金がかかってしまいます。

ネズミの痕跡を見つけた場合は速やかに駆除対策を取るようにしましょう

 

環境を改善してネズミ対策

基本的にネズミは人間と食べるものはほとんど一緒です。そのため、床に落ちた食べ物や調味料は餌となります。またプランターの球根や有機肥料までネズミは食いつくします。食べ物を放置しないことが一番のネズミ被害対策に繋がります。

[すぐに始められるネズミ対策]

  • ビニール袋や紙素材の容器は避け、蓋付きの容器や密閉できる容器にしまう。
  • 生ごみなどはビニール袋にいれて厳重に封をしっかりとしたごみ箱で保管する。
  • 仏壇の供え物なども早めに片づける。
  • ペットの餌の食べ残しや水などもこまめに片づける。
  • できれば鉢植えなどの植物も置かない。
  • 家の周りに廃材がある場合は整理整頓する。
  • 風呂場の水や食器などに残っている水はきちんと拭き取る。

食べ物が容易に見つけられないとネズミは暮らしにくくなります。これは巣材でも同じことが言えます。巣の材料を与えないことがネズミに住み着かれない為の第一歩となります。

  • 衣類はもちろん、布製品はきちんと収納する。
  • 収納には蓋が締まるプラスチックケースなどにする。
  • 不要な紙類や布類は放置しない。

まずは穴や隙間を塞ごう!

たとえ普段はネズミの生活に適さない建物だったとしても、穴が開いていればネズミは通り道としてふらっと入ってくる場合があります。1.5cm位の穴があれば、ネズミは通り抜けられます。屋根の隙間やエアコンの排水ホースの導入部や換気扇などさまざまな場所から侵入してくることが考えられます。

少しの穴さえあれば周辺をかじって穴を広げて入ってくる可能性もあります。ネズミの入り込める隙間や穴が家にたくさん空いている様では、どんなにネズミ対策をしても後から次々と入ってきてしまいます。そうした侵入口を塞ぐ事が大事と言えるでしょう。

 

各種ネズミの駆除対策

ネズミが発生してからの対策は中々に時間と根気が必要で厄介なケースになる事がほとんどです。

ネズミを建物内で繁殖させずになるべく早めに侵入経路を把握し、駆除するようにしましょう。

ここでは、3種類のネズミの駆除の方法と侵入を防ぐ方法について解説します。

 

ドブネズミ:排水溝から侵入してくるネズミの駆除方法

ドブネズミは、水回りに生息するため身体が濡れています。そのため、粘着トラップのような駆除方法には向いていません。専門の殺鼠剤による駆除が効果的ですが、適切な場所に設置するには経験や技術が必要です。

 

クマネズミ:天井裏や小さなスキマから侵入してくるネズミの駆除方法

クマネズミは、運動神経がよく、配線や排水溝を垂直に上ることもできるので、屋根裏などに巣を作り食材や建物を荒らします。粘着トラップと殺鼠剤による駆除対策が主流です。隙間や配線などにパテや忌避テープを設置し、侵入経路を断つ必要もありますので、専門の知識が必要です。

 

ハツカネズミ:都市部だけじゃない!郊外地域の建物にも侵入するネズミの駆除方法

ハツカネズミは、上記2種類に比べ半分以下のサイズ5~10cmの小さなネズミです。身体が小さいが故に、玄関のちょっとしたスキマや通気口から侵入してきます。また繁殖能力がとても高く、一度住みついてしまうと駆除が大変なネズミです。殺鼠剤等で駆除したあとは、2cm以上のスキマを埋める必要があります。

 

粘着シートによるネズミ駆除

  

最もシンプルかつ確実なネズミの対策方法です。ネズミの通り道に配置して捕獲駆除します。

折り畳まれた状態から粘着剤の部分を開いて、新聞紙謎を敷いてその上に粘着シートを置くのが一般的な使用方法です。
また、凹の字に曲げたり、ロの字に曲げたりできるので、わずかな隙間にも設置することができます。
薬は使用せず、超強力な粘着剤だけなので人体にも影響がありません。
1枚だけだと飛び越えてしまう可能性もあるので、連続して何枚か置いておくと良いでしょう。

 

ネズミ捕獲器によるネズミ駆除

捕獲カゴによる防鼠捕獲施工

いわゆる昔ながらのネズミ捕りです。

粘着シートや殺鼠剤に慣れてしまった手強いネズミには、捕獲カゴで退治しましょう。
中に餌を仕掛けてネズミをおびき寄せるので、薬品を使用せずに捕獲することができます。
カゴの置くの部分に餌を取り付ける部分があるので、自分の腕をはさんでしまわないよう気をつけながら設置します。
そしてハンドルとロック棒を倒してネズミの通り道に仕掛けます。
スチール製で何度でも使用できるので、経済的ではありますが、基本的に1匹ずつしか捕獲出来ません。

 

殺鼠剤によるネズミ駆除

殺鼠剤は、3日から5日の間、連続させて食べされることで効果があらわれます。

食べた後、3日から5日ほどで効果があらわれるため、あせらずに待つことが必要です。殺鼠剤がなくなったら続けて食べさせるために、すぐに追加しましょう。
あまり食いつきが良くないようであれば、ネズミの通り道ではない場所に置いている場合があるので、違う場所に設置してみたり、ネズミの好む食べ物と混ぜて配置するのが良いでしょう。

スーパーデスモア(有効成分:ジフェチアロール)によるネズミ駆除

 
殺鼠剤

 

ジフェチアロールは第二世代殺鼠剤に分類され、ワルファリンなどの抗血液凝固性殺鼠剤に抵抗力があるスーパーラットにも効果があります。

従来の殺鼠剤は何回か継続して食べさせる必要があるのに対し、ジフェチアロールはひとくち食べるだけで効果があり、ドブネズミなどの大型のネズミにも効果を発揮します。
粒状のペレット型とブロック型があり、壁の中や屋根裏などネズミの活動範囲に設置します。
トレーの中に殺鼠剤を入れておく、トレータイプもあります。ネズミの食いつきを良くするために、ソースやサラダ油をかけておくのも良いでしょう。

殺鼠剤は人間や犬猫、魚などに対しても毒ではあるので、ペットや赤ちゃんが誤って口にしないように使用する場所には注意しましょう。

 

忌避(きひ)剤によるネズミ対策

 
強力なハッカの香りでネズミを寄せ付けない忌避剤です。

口コミを見ると、大変効果があったという場合と、全く効果が無かったという場合があり、効く場合と効かない場合があるようです。
子どもやペットが間違えて口にしないように、注意が必要です。

ハッカや月桃、ワサビといった天然ハーブとネコなど天敵のニオイを配合させて、ネズミが来ないようにした製品などもあり、効果は約2ヶ月間ほどあります。

 

 

 

ネズミ用くん煙型忌避剤

ハッカと月桃の香りが煙の中に入っています。
煙りでネズミの嫌いなニオイが部屋のすみずみまで行き渡ります。
蒸散開始から2時間ほど経過するまで、建物の中に入らないようにします。
2時間後、窓を開けて換気を行えば完了です。
天井裏や床下の換気は行わないでも大丈夫です。

 

超音波によるネズミ対策について

超音波ネズミ撃退装置 

ネズミが嫌いな超音波を発生させて、ネズミを家から追い出す撃退器です。

口コミ等によると、使用してから数日で効果がある場合と、全く効果の無い場合があり、その効果の是非には賛否両論あります。

効果は一時的である可能性が高い

よく誤解されがちですが、超音波ネズミ撃退装置でネズミが駆除出来るという訳ではありません。

周波数が届く範囲や機械の種類によっても異なりますが、あくまで一時的な効果であることが多く、根本的な解決にならない場合があります。

ネズミは非常に学習能力が高く、自身が嫌いな周波数を浴びても、次第にその周波数に慣れ、警戒する必要がないとわかった途端に再び戻ってきます。

そのため定期的に周波数を変える必要があり、自動で周波数をランダムに変える製品もあるようですが、それにもネズミが慣れてしまえば効果は続きません。

また壁や家具で周波数が遮られる音が届きづらくなるよううな場所には効果が弱まることもあります。

効果が目に見えにくい

超音波ネズミ撃退装置はネズミを追い出すことを目的としており、実際の効果が目に見えずわかりずらいという欠点があります。ネズミの死骸がでてこないため本当に駆除できているかの判断がつかず効果を感じづらいという面もあります。

超音波が原因で体調不良になる人も?

超音波は基本的に人間には聞こえず、大きな影響を与えることはないと言われてはいますが、これも絶対ではありません。実際にネズミ用の超音波発生器の超音波が鳴り続けることが原因で頭痛や吐き気などの体調不良を訴える人も報告されています。年配の方や、赤ん坊などがいるご家庭で長時間の超音波を使用する場合、健康被害のリスクがあるので注意が必要です。

また、ネズミと同じげっ歯類であるハムスターや、犬猫などのペットを飼われている場合、これらの動物が超音波に反応して体調不良やストレスによる異常行動を起こす可能性もあります。

超音波はネズミに多少のストレスを与える場合がありますが、建物に近寄らなくなる忌避効果までは発揮しないことが研究によって観察されています。

以上の事などから太洋化工では、超音式波撃退機器の使用はお勧めしていませんし、設置のご依頼も受け付けておりません。

ネズミ対策に超音波式ネズミ撃退装置を使用される場合は、あくまでも自己責任でお願い致します。

 

ネズミの駆除対策についてご紹介しました

ネズミは秋から冬にかけて、食欲が増します。殺鼠剤など食べさせて退治する場合は、特に秋から冬に設置するのが良いでしょう。

天井裏でドタドタと走っている場合でも、天井は運動場として使用しているだけで、餌は台所や食品貯蔵庫が狙われています。

粘着シートの周辺に殺鼠剤を設置すると、殺鼠剤を食べることで体が不調になるため、普段はシートの上を歩かないネズミが、うっかり捕獲されやすくなります。
設置した殺鼠剤が無くなっても巣に持ち帰っているだけで、まだ食べていない事もあります。ネズミが食べてからしばらく経過しないと、効果が現れない場合もあるので、あせらず効果を待ちましょう。

 

ネズミが来ないようにする為には

殺鼠剤や忌避剤といった薬品でネズミを退治するのも大切ですが、そもそもネズミが来ない環境作りが大切です。
専門家に頼んで駆除対策を行っても、なかなか1回くらいでは効果が出るとは限らないので、まずは自分でできることは自分でやってみましょう。

 

ネズミが侵入する隙間をふさぐ

キッチンで使用する防鼠ブラシや、エアコンのパイプを壁に通した時に使用するふさぎ用粘土、防鼠パテ、金像板などで隙間をふさぎましょう。
外壁などはセメントやブロックを使うのも効果的です。
厚紙やダンボール、新聞紙、ガムテープは隙間をふさぐのには不向きです。
かえってネズミの巣の材料として利用されてしまうことがあるので、紙製品は止めておきましょう。

 

完全にふさげない場所は?

換気扇や家の土台の通気口など、完全にふさいでしまうと家の中の湿度が上がってしまって、違ったトラブルを引き起こしてしまう場所もあります。
そういった完全にふさぐことができない場所は、金網を使用しましょう。
金網を選ぶ時には、必ず網目が1センチ以下のものを選んで下さい。

 

ネズミの侵入経路を断つ!

次に「ネズミの侵入経路を断つ」ことによって、ネズミが発生しない環境づくりの方法についてご紹介します。通気口・排水口・戸・配管のスキマなど、身体が小さいネズミは簡単に侵入できてしまいます。ビルや飲食店といった建物にはこうした侵入経路がたくさんあることから、駆除と同時に以下の対策を講じる必要があるでしょう。

 

防鼠パテによる封鎖

ネズミが侵入しそうな壁の穴や配電等の隙間に、ネズミが嫌う成分が混ざったパテを塗り込む方法です。市販のものもあり、応急処置として簡単に使用もできますが、誤って飲み込むと危険ですので、食品を扱う場所での使用には細心の注意が必要です。

 

防鼠板による遮断

ネズミは1.5cm程度の穴があると通り抜ける可能性がありますので、通り抜けできる穴を残さないように応急処置として防鼠板で塞ぎます。比較的大きな穴など侵入経路となりそうな場所に最適です。

防鼠板は排水パイプや壁のダクト回りなどのスキマに張ることで侵入を防ぐもので、好きな形にカットでき耐久性にも優れています。防鼠板は必要なサイズに切断し、場合によってはパンチ穴に沿って折り曲げて使用してください。(※切断には金切バサミ等を用いてください。取り付ける場所の材質に合ったビスなどを使用して、確実に取り付けてください。)

防鼠板による遮断工事はあくまでも応急処置ですので、ネズミが通り抜けできる穴を残さないように発見したら後日必ず修繕してください。ただし、すでに侵入している可能性のある建物に設置してしまうと、ネズミの脱出経路を断つことになってしまうので、確実にネズミを駆除してから設置しましょう。

 

防鼠金網による封鎖

防除施工前

防鼠ネットによる防除施工を実施し侵入口を塞いだところ、 それ以降ネズミの侵入はピタリと止まりました。

換気扇や通気口といった完全に塞いでしまうと困ってしまう場所に最適です。耐久性に優れたハードタイプと形状を自由に加工できるソフトタイプがあり、使い勝手もよく、ネズミの侵入を防ぎつつ空気を通すことができます。すでにネズミが侵入していると脱出経路を断つことになってしまうので注意してください。

 

防鼠テープによる忌避

ネズミが嫌がるトウガラシなどの成分を混ぜたテープで、壁や床などに設置することが可能です。電線や配管等に巻きつけることによって、ネズミがかじることで起きる断線なども防ぐことができます。

 

ネズミが発生・侵入しやすい場所と駆除・対策方法についてご紹介しました

実に多くの箇所がネズミの侵入口になっている事がわかったかと思います。ネズミはフットワークが軽いので、簡単に2Fや高層階に上ってきますし、時には網戸を食い破ったりして堂々と窓から侵入してくる場合もあります。荷物に紛れて侵入してくるネズミに関しては不可抗力の部分がありますし、これらの侵入経路を自力で完璧に防ぐのはかなり難しいです。

また、これら侵入経路以外にも、老朽化した家や隙間が多い建物などは、他にもネズミの侵入口がある可能性が高いです。素人では判断がつかないような、思いもがけない場所から侵入してくる事もありますが、プロの駆除業者であれば家や建物をある程度確認しただけで侵入口を確認してくれます。

駆除の際には業者が注意すべき侵入口などを教えてくれるので、今後の対策なども聞いておくとよいでしょう。

ネズミが発生しやすい場所や侵入経路を理解することで、ネズミの発生・侵入を未然に防ぐことができます。しかし、一度侵入を許してしまうと完全に駆除することは難しくなってしまいます。

ネズミが発生・侵入してしまったら、神戸の太洋化工株式会社へご相談ください。ネズミの被害からビルや飲食店を守るには、徹底的な駆除が不可欠です。弊社は専門知識と技術を要し、さまざまな場所でネズミ駆除対策を行ってきた実績がございますので、安心してお任せください。

 

ネズミ対策のご相談は神戸の太洋化工へご連絡ください!

環境適応力や学習能力、繁殖力が高いネズミは、素人が駆除するのは難しいです。一度ネズミ駆除に失敗すると再度駆除を行うのが難しくなるため、ネズミを見つけたら早めに専門業者へご相談ください。神戸の太洋化工株式会社は、ゴキブリやネズミなど害虫害獣の駆除対策を行う総合防除専門業者です。神戸市を中心に兵庫や大阪、京都など関西地域のあらゆる施設で総合的な防除施工を行います。ネズミ駆除のお見積りは無料で承っていますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

太洋化工のネズミ対策

太洋化工株式会社では、

人間にとって不快であり被害が大きい困ったネズミを、
駆除し、退治し、対策し、「防除」します。

オフィスビルや飲食店舗など多くの人が集まる施設に必要である安全・安心な環境衛生対策、
総合的なネズミ防除施工
防鼠管理施工=【総合防除】を行います!

防除」と「駆除」や IPM=「総合防除」については各リンクを参照ください。

 

太洋化工株式会社ではネズミ対策として、応急的な、あるいは年に数回だけ行うネズミ駆除施工だけではなく、
定期的かつ継続的な衛生管理、防除を行う「年間管理防鼠(ぼうそ)施工」を行っています。

ご契約頂いたお客様の物件に対して、年間を通して定期的かつ継続的な、点検調査・環境的対策・施設改善提案・駆除・防除施工を行い、衛生管理のお手伝いを行います!

ネズミお困りの方、ネズミ被害が心配な方、ネズミに出てきて欲しくない方は、太洋化工にご相談ください!

 

太洋化工の防鼠(ぼうそ)管理施工

主にネズミなど害獣類を中心に防除します。
年間管理もしくは年数回など施工内容は契約により異なります。

※防鼠対策・防鼠駆除施工とは、害虫駆除施工の様に殺虫剤を散布して完了するというものではありません。

※防鼠対策とは、粘着トラップによる捕獲調査と殺鼠剤を喫食させる駆除施工と侵入対策や発生源対策などを継続して行う必要があります。

※たとえ短期の防鼠施工であっても最低3ヶ月以上は継続して行わないと駆除の効果判定が出来ません。

※弊社では年間を通じての防鼠管理施工をお勧め致しております。

防鼠管理施工とは

太洋化工では、IPM(Integrated Pest Management)=「総合的有害生物管理」方式に基づき、定期点検調査及び防除施工を実施致します。

お試し防鼠施工の実施例

お試し防鼠施工の実施例

お試し防鼠施工の実施例

お試し防鼠施工の実施例

【定期点検調査及び防除施工】

ネズミ等の侵入口になるところ、通路になるところ、厨房、作業場、倉庫、水場など生息や侵入しやすいところに捕獲トラップやベイトBOX等を配置して、捕獲の有無、喫食状況、足跡、脱糞、尿による染み、齧り痕等証跡の有無を目視点検し、聞き取りなどからも現状を分析して駆除実施の判断を行います。点検調査の結果、侵入及び生息の証跡が確認された場合には、殺鼠剤、捕獲トラップ等の配置を強化するなどして集中的に防除処理を実施します。

※更に防虫防鼠対策の観点から発生源対策や侵入防止などについて設備・施設・環境などにも目を配り、施設改善・環境改善等の助言提案を行います。

件名 種別 基本料金 施工概要
ネズミ防除・駆除施工
※年間管理施工orスポット施工どちらにも対応致します。
定期点検調査施工
(※定期点検及び適宜防除)
月額/10,000円〜(※)
※物件規模や状態によって総額料金は異なります。
定期点検の結果に基づき、天井裏や床下などに殺鼠剤、粘着トラップを配置して建物内に侵入した個体を駆除する。侵入口を封鎖する為の防除処理や、駆除による死鼠回収・消臭・消毒作業は管理期間中の場合は契約料金内で処理致します。
総防除施工
(※スポット施工)
1回分/30,000円~(※)
※物件規模や状態によって総額料金は異なります。
天井裏や床下などに殺鼠剤、粘着トラップを配置して建物内に侵入した個体を駆除する。更に侵入口を封鎖する為の防除処理や、駆除による死鼠回収・消臭・消毒作業は管理期間中においては契約料金内で処理致します。

(※)あくまでも目安です。実際の施工費用を確定するには別途お見積が必要です。
(※)其々の施工物件の規模・状態によっても施工費用は異なります。

ネズミ防除・駆除施工例 (費用の一例)

例1:防鼠施工(年間管理) 某鮮魚店 施設1F (作業員1名)毎月/定期点検施工(*殺鼠剤設置のみ) 月額 6,600円
例2:防鼠施工(年間管理) 某駅舎内(改札室・事務所・宿直室) 施設1F (作業員1~2名)毎月/定期点検施工 月額 11,000円
例3:防鼠施工(スポット) 某工場倉庫内 (作業員1~2名)3ヶ月〜6ヶ月間継続/定期点検施工 スポット1回分 38,500円
施工内容 : 粘着トラップ配置・殺鼠剤設置・侵入口閉鎖工事など、施工頻度は [1ヶ月毎・2ヶ月毎・6ヶ月毎・1年毎]よりお選び頂けます。

 

太洋化工の防虫防鼠年間管理施工(ぼうちゅうぼうそねんかんかんりせこう)

ゴキブリなどの昆虫類とネズミなど指定された有害生物の防除を中心に年間管理致します。

件名 種別 基本料金 施工概要
防虫防鼠年間管理施工
※ゴキブリ等有害虫及びネズミ等有害獣類の防除を行います。
定期点検調査
及び
適宜防除施工
月額/13,000円〜(※)
※物件規模や状態によって総額料金は異なります。
定期的に訪問して点検調査を実施し、調査結果に基づき適宜防除施工を行います。
総防除施工
(統一的な防除施工)
1回分/33,000円~(※)
※物件規模や状態によって総額料金は異なります。
定期点検調査の結果に基づき、薬剤散布を含めた統一的な防除施工を行います。

(※)あくまでも目安です。実際の施工費用を確定するには別途お見積が必要です。
(※)其々の施工物件の規模・状態によっても施工費用は異なります。

防虫防鼠年間管理施工例 (費用の一例)

例1:某食料品店 店内及び作業場全域(作業員1~2名)毎月/定期点検及び適宜防除施工/月額 13,000円
例2:某飲食店 (2F建て)店内及び厨房全域(作業員1〜2名)毎月/定期点検+年2回/総防除施工/月額 30,000円
例3:某総合病院 (6F建て全2棟) 建物共用部・外周(作業員2~4名)毎月/定期点検+年2回/総防除施工/月額 38,500円
例4:某食品工場 (4F建て)店内及び厨房全域(作業員2~4名)毎月/定期点検+飛翔虫モニタリング+年3回/総防除施工/月額 77,000円
例5:某大型商業施設(飲食店含む数十店舗)・共用部・外周部/全棟一括管理(作業員2~4名)毎月定期点検+総防除施工年4回/年額 1,298,000円

施工内容 : 生息調査(モニタリング)・毒餌剤(ベイト剤)設置・薬剤散布・空間噴霧(駆除時のみ)等、定期点検施工の頻度は [1ヶ月毎・2ヶ月毎・6ヶ月毎・1年毎] よりお選び頂けます。

 

 

ネズミ対策をお考えなら神戸の太洋化工株式会社へご相談ください

太洋化工は神戸市を中心に兵庫・大阪・京都のあらゆる施設でネズミ駆除害虫駆除ゴキブリ駆除など総合的な防除施工を実施致します。

 

 

太洋化工株式会社では、

神戸、大阪、京都を中心に、ゴキブリ・ネズミなど有害生物の防除を請け負っております。

生息調査から駆除、またその効果の判定まで総合的なサポートを行っていますので、

衛生的、経済的な被害を最小限に抑えることについては自信があります。

ゴキブリ・ネズミにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

調査結果に基づき、薬剤噴霧など適切な方法による定期的な統一的防除施工をを実施します。

調査結果に基づき、薬剤噴霧など適切な方法による定期的な統一的防除施工をを実施します。

太洋化工株式会社では、ご依頼があれば現地へお伺いして、問題となっているゴキブリやねずみなど害虫害獣の生息調査を行います。生息調査で分布状態を把握したら、化学的防除や物理的防除、侵入防止対策などの様々な手法を組み合わせて総合的な防除施工を実施するため、徹底的に害虫を排除することができるのです。

太洋化工株式会社は、神戸市を拠点に兵庫・大阪・京都など関西地域のあらゆる施設での総合的な防除施工を実施致します。
飲食店・食料品店・スーパー・コンビニ・食品工場・貨物倉庫・物流センター・ホテル・駅ビル・空港施設・劇場・シネコン・ゴルフ場・病院・老人ホーム・オフィスビル・商業施設・公共施設など、あらゆる施設のゴキブリやネズミでお悩みでしたら、昭和36年(1961年)創業、兵庫県ペストコントロール協会所属、太洋化工株式会社にご相談ください。

ゴキブリ等の生息状況を把握します

お試し防鼠施工の実施例

お試し防鼠施工の実施例

ゴキブリ駆除用ベイト剤などを使用して適宜防除を実施します

太洋化工株式会社では、年間管理施工のご提案も行っています。一度駆除するだけでなく、定期的な駆除施工、防除施工をして欲しいとお考えの方にこそおすすめです。ゴキブリやねずみ、その他の害虫被害でお困りの方はぜひ太洋化工株式会社をお役立てください。経験豊富な太洋化工株式会社のスタッフが、確かな技術と経験による安心・安全・確実な施工をいたします。神戸周辺地域からもお気軽にお問い合わせください。

 

太洋化工へのご依頼や各種施工内容について

  • 太洋化工株式会社はゴキブリやネズミなど害虫害獣の駆除対策を行う総合防除の専門業者です。
  • 神戸市を中心に兵庫・大阪・京都など関西地域のあらゆる施設で総合的な防除施工を行います。
  • 太洋化工株式会社では、ゴキブリやねずみ等の有害生物の無料調査を行っております。
  • 専門のスタッフがご訪問し、現地調査を実施致します。
  • まずはお気軽にご連絡下さい。

 太洋化工へのご依頼や施工内容についての基本情報は全てHP上にて関連ページを公開しています

以下の弊社HPへのリンクを抜粋しましたので併せてご参照下さい。

太洋化工株式会社ホームページ

https://www.taiyo-kako.co.jp/

 

ご依頼までの流れ

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/flow/

 

無料調査のご案内

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/free-survey/

 

防虫防鼠管理施工の実施例

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/ipm-example-of-execution/

 

太洋化工の年間管理施工

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/pest-control-year-management/

 

ゴキブリ駆除

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/cockroach-extermination/

 

ネズミ駆除

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/rat-extermination/

 

各種害虫害獣駆除

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/other-pest-control/

 

建築物衛生法について

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/hygiene-law/

 

食品衛生の国際基準HACCP(ハサップ)が「完全義務化」しました!

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/haccp-food-industry/

 

飲食店・食品事業者の皆様へ

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/restaurants-food-business-cockroach-control/

 

抵抗性ゴキブリ駆除に効果絶大!!!新系統ゴキブリ駆除剤による駆除施工

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/insecticide-resistant-cockroaches-extermination-measures/

 

料金について
https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/price-list/

 

会社概要

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/company/

 

大洋化工の特徴と強み

https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/feature/

 

よくあるご質問
https://www.taiyo-kako.co.jp/contents/category/faq/

 

無料調査実施致します!!

無料調査の予約日時について

  • 太洋化工では、主に年間契約を頂いている企業様や店舗様等を対象とした「年間管理施工」を主に業務をしております。
  • 単独でのスポット施工のご依頼も承っておりますが、現在のところ原則として、一般家屋やマンション個室など個人様の防除施工には対応しておりません。
  • 通常業務と併せて一日に行える新規の調査・施工件数には限りがあります。
  • 繁忙期などフル稼働の場合には、ご契約頂いている既存のお客様への対応を最優先致しますので、緊急のご要望にお答えできず訪問調査まで日数を頂戴する場合がございます。
  • また事前予約の混雑状況や調査対象物件の詳細によっては、必ずしも無料調査のご希望に添えない場合もございます。
  • 詳細については、予めお電話かメールにてご相談ください。

お問い合わせから施工完了までの流れ

1.お問い合わせ

お電話やお問い合わせフォームより被害内容や現在の状況をお知らせください。お客様の状況をしっかりとヒアリングした後、無料訪問調査の日時をお打ち合せいたします。

2.現地調査

お約束した日時に太洋化工株式会社の専門スタッフがご訪問して、現地調査を行います。

3.調査結果報告

調査結果をお客様にご報告いたします。

4.ご提案・お見積り

お客様に施工サービス内容のご提案を行い、その内容に沿ったお見積り書を提示いたします。お客様へ無理に押し付ける営業は行いませんのでご安心ください。

5.施工サービス実施

お見積り内容に納得いただけましたら、あらためて施工内容の確認を行い施工に入らせていただきます。

ゴキブリ等の生息状況を把握します

業務用エアゾール剤による噴霧処理施工

ハンドスプレヤーによる水性乳剤の噴霧処理施工

ULV機による水性乳剤の空間噴霧処理施工

6.施工サービス終了

施工完了報告書をお客様に提出して施工終了です。

★詳しくはこちらをご確認ください。

 

太洋化工株式会社ではゴキブリやネズミなど害虫害獣でお困りの方からの様々なご要望にお答えします。

  • ゴキブリ、ねずみ、コバエ、アリ、イタチなど害虫・害獣の被害でお困りの方
  • 害虫や害獣の姿は見ないが、本当にいないか調べて欲しい方
  • 今はまだ被害は出ていないが、これからも出ないようにしたい方
  • 有害生物対策や環境衛生管理に関心があり、今後対策や管理を希望される方

お問い合わせをお待ちしています。

ご相談・お見積りは無料です。

調査後お客様に最適な施工方法をご提案し、

お見積り致します。